Stage&Cinemaコーナー

劇団あしたの会の劇団員が、最近見た舞台や映画の感想、おすすめの書籍などをアップしていきます!!

暦~こよみ~

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この自由な世界で
この自由な世界で
「ケン・ローチがいいよ」と教えてくれたのは、あしたの会の旧友R本氏です。
前作「やさしくキスをして」ではイギリスの移民問題を取り上げていましたが、今作では増加する不法就労者とそれを食いものにして生き抜こうとするシングルマザーの一人の女性の姿を描きます。
いつも思うのですが、ケン・ローチの凄さはラストの描き方。ハッピーエンドでもどんでん返しでもなく、今そこにある真実をぐっと突きつけてきます。それは、深い深い悲しみだったり一筋の救いだったり、幸せの中の不安だったり・・・この映画では、私は恐ろしさを感じました。深く深く泥沼にはまっていきながら、凛と背筋を伸ばし搾取することだけを見つめる姿。でも、そうじゃない、いつか彼女は気づくだろう、いやもう気づいている、かわるはずと思わせるものがこの映画にはある。
京都シネマで上映中。是非見てね!
ひさしぶりの更新のmechaでした。半年も映画見てなかった!!なんてゆとりのない生活・・・・。
ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ
ヘドウィグアンドアングリーインチ
私はアメリカ映画はまず見ません。ロックにも興味はありません。が、この映画にはやられました!
テレビでやってたんで何気に見たんだけれど。ヘドウィグはドイツ生まれのゲイ。アメリカ人兵士に恋し、性転換手術をするも失敗し、股間に1インチが残ってしまった。彼(彼女)の半生をロックにのせて綴るのだけど、自分の人生を生きることへの真摯さがびしびし伝わってきて、目が離せなくなる。もともとはミュージカルなので舞台で見てみたいけど、日本版は山本耕治主演ってのがちょっとイメージ合わないなー。mechaでした。

シークレット・サンシャイン
シークレットサンシャイン
久しぶりです。ぼちぼち最近観た映画を入れていきます。
ついこないだ観た韓国映画です。主演女優のチョン・ドヨンが、カンヌで主演女優賞をとっただけあってすごいです。愛する夫を息子を失ったシネ。その悲しみは深く、心の痛みは簡単に癒えるものではない。でも、いつかは癒されていく・・・。悲しみをこんなに激しく表現した映画を私は観た事がありません。監督は、チョン・ドヨンに演技は要求しなかったと言います。その悲しみを体感してほしいと。
mechaでした。
キムチを売る女
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主人公は街頭でキムチを売ることで生計を立てている女。ほとんど笑わない。中国の少数民族である朝鮮族がほとんどいない地域で、娼婦たちが住む長屋の一角に息子と住んでいる。息子にはハングルを覚えさせている。娼婦たちも田舎町から出てきているらしいことがうかがえる。ほんの少し心を許した男たちは一時女の前を通り過ぎただけ。
陰気な映画です。が、やや引き気味の視点にカメラを据えた長回しの描写、空虚な風景・・・カメラワークが印象的です。好みが分かれると思いますが。
mechaでした。
「4ヶ月、3週間と2日」
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1987年ルーマニア。女学生オティリアはルームメイトの中絶のために、奔走する。その一日を描いた映画。チャウシェスク政権下の当時、「産めよ増やせよ」の政策の下に中絶手術は禁止されていた。2007年カンヌでパルムドールをとっただけあって、オティリアをひたすら追うカメラに観る側も一瞬の気も抜くことができない。頼りなげなルームメイトにいらだちつつ、いつ自分も同じ立場に立つかしれない、その思いがオティリアの心をさらに険しくする。やはりカンヌでパルムドールとった「ある子供」と同じく、音楽などの効果を一切使わず、人物の行動を追っていく描き方が私の好みです。ワンシーンワンカットでとっていく手法は、舞台芝居に近い感覚。GWお時間のある方は、京都シネマへ!
mechaでした。

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