Stage&Cinemaコーナー

劇団あしたの会の劇団員が、最近見た舞台や映画の感想、おすすめの書籍などをアップしていきます!!

暦~こよみ~

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風の器 庄崎さんの舞台
office風の器を主催する庄崎隆志さんから舞台の紹介を頂きました。

ご無沙汰です。お元気ですか?8月1~2日公演に向けての稽古状況や映像プロジェクターを使った舞台をご覧いただけます。
http://www.kk-video.co.jp/schedule/2006/08_0102_yahagi_latrace/kakunin2.html
最近、コンテンポラリー系への出演が多くなりました。
この度、国際舞踊コンクール一位矢作聡子が「die pratze Dance Festivel ダンスがみたい!8 ―批評家推薦シリーズ―」に推薦をうけ、2日間3回公演をすることになりました。
ダンスに留まらずアート、アートに、そして手のパフォーマンス、パペットに留まらずエンタテイメントを目指し、多ジャンルの人々とのコラボレーションに積極的に取り組んでいる矢作聡子の周りに、共演者として、『言葉』を超えた視覚的な作品を創り自ら演じる劇作家・庄崎隆志、ジャック・ルコック国際演劇学校在学中にパリの交差点で矢作と出会った演劇家・野崎夏世、そして映像、文学、衣裳、音楽の多方面からアーティスト達が集まりました。
演目はLa trace です。その意味は足跡、軌跡、心に 刻まれた印象・・・ 忘れてしまったものは、消えてしまったのか?始まりはどこ?終わりはいつ?
眩暈のするような真夏の夜、見たことも聞いたことも無い、それなのに確かに見たことや聞いたことがあるかもしれない時空間に、どうぞ迷い込んで下さい。
☆客席数に限りがありますので、お早目のご予約をお勧めいたします。よろしくおねがいします。

★サインミュージカル「Call Me Hero!」チラシ (場所は横浜赤いレンガ劇場)大橋弘枝と庄崎らとの劇場★
8月25日(金曜日) 夜部 pm18:30~開場 pm19:00~開演
26日(土曜日) 昼部 pm13:30~開場 pm14:00~開演
  夜部 pm18:00~開場 pm18:30~開演
27日(日曜日) 昼部 pm15:00~開場 pm15:30~開演
 
http://www.geocities.jp/kaze_no_utuwa
[アドレス]〒227ー0048横浜市青葉区柿の木台6ー10ー105
[PC/Eーmail]sho8113sinryu@ybb.ne.jp
「オフィス風の器」kaze no utsuwa
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チケット発売日迫る
THE CONVOY CHOW 20周年記念 第2弾 vol.25
「ATOM '06」
作・構成・演出:今村ねずみ
出演:瀬下尚人・石坂 勇・右近良之・徳永邦治・舘形比呂・黒須洋壬・今村ねずみ
場所:梅田芸術劇場メインホール
日時:10月 9日(祝・月)18:00
        10日(日)  14:00
料金:8500円(全席指定・税込)
 
 1986年「走り出したら止まらない」を合言葉にTHE CONVOY SHOW がスタート。時にはそのスタイルを自在に変化させ、次々と進化を遂げてきた。そして、今日まで走り続け、今年遂に20周年を迎えた。その記念すべき年に、主宰である今村ねずみが選んだ作品は「ATOM」。ひとつのドラマの中で様々なパフォーマンスが繰り広げられる、全員が主役で脇役のノンストップ・エンタテイメント・ショウ、THE CONVOY SHOW という新しいジャンルを生み出した原型となった作品であり、THE CONVOY SHOW の名を世に知らしめた記念碑的作品である。96年の初演を観劇した映画監督・北野武氏が「死ぬまでに1度は観るべき」と絶賛。翌年の公演「タイムトンネル」では自らチラシのデザインまで担当し、また、監督の作品「菊次郎の夏」にはメンバー全員が出演した。99年には、メンバーを8人に増やし、「ATOM2」として再演、初の全国ツアーを行い、初演以降全国30ヶ所で8万人を超える観劇者数となった。この作品以来、THE CONVOY SHOW はチケット発売即日完売の金字塔を打ち立てた。それからも飛躍を続け、7年たった今年、「20周年記念講演」と題し、第1弾は夏公演として「韓国版ATOM」を上演。はじめて海を渡り、オーディションにより選ばれた韓国人キャストによる公演を立ち上げた。(ソウルで20公演、日本全国27公演)作・構成・演出の今村ねずみよ韓国人スタッフの協同制作の公演となり、韓国でも THE CONVOY SHOW は絶賛された。そして、第2弾の秋公演、ついにオリジナルメンバーによる本体版「ATOM'06」公演が決定。


 哲学者を名乗りあう「ダモクリストの会」の6人の仲間たちが、「真夜中の詩人の会」を開くために、とある倉庫に集まってきた。互いに詩集を持ち合い、己の存在をかけて「真夜中の詩人の会」を始めようとしたその時、謎の人物が突如現れた。戸惑う6人に、「お前たちの中で俺は存在する」と言い放つ男。そんな彼に対して投げかけられた合言葉とは、・・・・・・突然の出会いが偶然だったのか。必然だったのか、互いの存在が見え隠れしながら、その合言葉の意味が明かされる。

初演から10年・・・
幾年もの時を越えて、
あの詩人たちが帰ってきた・・・

たとえこのまま時が流れようとも、
あの時と変わらない君といる限り、
僕たちはまた会おう。
会いたくなったら会えばいい、それだけでいい。
その時、僕たちはまるであの日のように語り合えるだろう。
僕たちは、ATOMなのだから。

 20年という歳月が生んだ「ATOM」という作品がこういうかたちで観られるのも20周年ならではの今年だけ。この夏・秋公演の「ATOM」がこれからの歴史づくりに新たな第一歩となり、伝説を生むことは間違いない。これを観ずしてTHE CONVOY SHOW の「ATOM」を語ることは出来ない。この感動を見とどけるために劇場へ「走り出さずにはいられない」チケット入手は困難だと思われます。ぴあでは無理かと・・・。ローソンチケットがお勧めです。私は先行予約にてすでにチケットをゲット!是非是非、チャレンジしてみて下さい。感動を与えられること間違いなし!!!見逃すなっ!!!7月29日(土)10時発売開始です。

以上、ろみひーでした。
 
アフガニスタンの女性支援事業NGO報告会
ナニ? 稽古を休んでまで、あるNGO活動のセミナーを聞きに行ったので、
その内容をここに報告しておきたいと思います。

いまや情勢はレバノン方面や北朝鮮、インドネシア、ちょっと前にはパキスタンかね、
そんなとこらに注目が集まっています。
もっと前、あの2001.9.11の大惨事を境にして、世界はアフガニスタン一色に報道されました。
しかし現在ではその情勢報道もほとんどが消化され、日本にいてる以上は
ちょっと危ない(だいぶ危ないかな)西アジアの一国というふうになってきました。
タリバン政権の崩壊と軍部組織の動乱、その政治的混乱までは、情報をもとに状況を辿ることができるのですが、
その結果、現地にどのような現実的結果をまき散らかしてきたかというと
ほとんど紹介というものがありませんでした。

私の友人にS田勝也というオモロい男がおりまして、
もと吉本興業在籍。藤井隆と同期であり、
かつてNGKでのコントライブを立ち上げたときには
その藤井君にチケットのもぎりをさせていました。
(実は私も藤井隆にチケットをもぎってもらった)
現在は何をしているかというと、同志社の大学院に編入し、
人権安全保障を専攻しながら国際難民問題に取り組み、
ローカルFMで「難民ナウ!」という番組を主催している男です。

現在世界の難民発生状況は、
ワースト1がパレスチナ難民の405.6万人(2004年現在の資料。もっともっと増えてるだろう)
そしてワースト2がアフガンの381万人(同じく2004年現在資料)です。
そのような非常構成国家において、その背景にあるのは国民の安全性と
激しい貧富の差であります。
差と言うよりも、多くの多くの驚くべき貧困層の存在実態でしょう。
特にそんな中での女性層の地位は救いようがないほどで、
教育環境、特に識字率の低さ、だから就業への著しい困難、
水の配給が週に数回だという劣悪な生活環境で、収入がほとんど保障されずに
家族として生活していかなければならない実態。

貧困層の女性たちに文字を教え、また絨毯等の織物技術を教え、
究極的には現金に換える収入ルートを支援してやる。
今回のNGO活動の報告はそんな背景とそんな活動報告でした。
以下、今回のイベント紹介文。
「2003年8月からアフガニスタンで「女性自立支援事業」を実施、今年2月からはカブール市内の貧困地区で女性のための識字教室を開始しています。
また今後は裁縫など職業訓練の実施を予定しているとのことです。
今回のcafe seminarでは、JENカブール事務所の若野綾子氏の一時帰国に合わせ、最新の現地の様子やアフガニスタンの女性を取り巻く環境などをお聞きする予定です」

確かに、冒頭に挙げたような分かりやすい地域と言うものがありますが、
世界には分かりやすくなくとも同じように支援を必要としている地域はいぱいあります。
我々東南アジア研究会の活動の中で、そのような地域をいろいろ目の当たりにしてきました。
分かりやすい地域名であるから人目を集めやすい優位性があるし
一般支援への吸引力も高まっていくでしょう。
でも、我があしたの会東南アジア研究会では、実際にその場で見て聞いた現実を基にして
皆さんに少しでもその報告をお届けすると共に(はんまか?)、
現在における問題意識を共有していきたいと考えております。
「大事なのは行動や、行動」
・・・
はい、いえ、まずは公演を一所懸命にやりとげます。

「アラビアンナイト」
京都労演7月例会
文学座公演「アラビアンナイト」
脚色:ドミニク・クック
訳:鴇澤麻由子
演出:高瀬久男
出演:目黒未奈・山田里奈・三木敏彦・早坂直家・山本道子・他文学座の面々

<ものがたり>

 むかしむかし、はるか彼方の遠い国。愛する妻が奴隷の一人と不貞を働いている現場を目撃したシャハリヤール王は、全ての女を憎み、毎夜妻を娶っては、翌朝処刑するという蛮行を繰り返していた。国中が暗雲で覆われ、娘たちは恐怖におののく。ある日、大臣の娘シャハラザードは反対する父を説き伏せ、進んで王のもとに嫁いだ。そしてその夜。妹ディーナザードを呼び寄せることを許されたシャハラザードは、最後の別れに、彼女に摩訶不思議な話を語って聞かせる。
 その続きを聞きたくなった王は、翌朝処刑を延期させ・・・シャハラザードがつむぎ出した話は千と一夜。そしてついに最後の夜がやってきた。

<作品について>

 イギリスで活躍する演出家のドミニク・クックが、脚色してこの芝居は、1998年のクリスマスに初演され、好評を博しました。日本では、2002年、文学座によって上演され、各方面でその年のベスト作品に選ばれるという大きな成果をあげ、演出家の高瀬久男氏は千田是也賞を受賞されました。その後、再演を重ね磨き上げられてここに至っています。
 舞台では、ドミニク・クックが創作した1話を含む7話が、縦横無尽に繰り広げられます。1人の役者が6役から7役をこなし、述べ80人近い人物が舞台に登場。人ばかりではなく、馬やら洞穴やら宝物までもがスピーディに演じられ、そこに歌と踊りが加わり、自然とミュージカルに仕上がっていると評されました。

 見事な演出!それにこたえる演技陣の熱演!装置は円形の回り舞台のみでしたが、想像力を与えられた舞台でした。生演奏・生効果音、う~ん、素晴らしかったです!あっという間の二時間半でした。ここ最近の舞台鑑賞にて、ダンスをまたやりたくなっている私です。体の動きは大切ですね~。柔軟性の必要性を強く感じた私でした。体力も必要だし・・・。タップダンスに興味津々の今日この頃・・・。でも時間がないのです・・・。あーーーもっと一日が長かったらな~。そう思いません???(私だけか・・・)

以上、ろみひーでした。
「あの眩しい光に砕けろ」
遊劇体#42/精華演劇祭vol.4参加
「あの眩しい光に砕けろ」
脚本・演出:キタモトマサヤ
出演:大熊ねこ・菊谷高広・坂本正巳・三輪圭介・こやまあい・村尾オサム・上田常人・猪野明咲・条あけみ(あみゅーず・とらいあんぐる)・岡村宏懇(劇団M.O.P)

星の瞬きの数だけ死がある。
星の瞬きの数だけ誕生がある。
星の瞬きの数だけ恋人たちがいる。

大阪府南部の山あいの町に嫁いできて2年のサナエ。
彼女は工務店を経営する夫とのモンダイで悩んでいる。
夫を愛しているのか、愛されているのか、わからない。
夫を憎んでいるのか、愛しているのか、わからない。
相談する相手は自分の腹のなかに宿る<命>、だけだ。
<命>はサナエにいかなる示唆を与えるのか。
残酷なる黙示のもとに、サナエは盆踊りの夜を彷徨する。

1970年8月夜、盆踊り大会の櫓のある広場。
仮装盆踊りの一行と交わるサナエ、25歳、妊娠5ヶ月。
これは、生まれる前のあの世と、この世をつなぐはなし。
村社会と、それとは異なるアイデンティティーがせめぎあう。
ああ、世界の国からコンニチハ。
万国旗がたなびく。

ソリャー、ヨイトコサー、サノヨイヤーサッサ。
(公演チラシより)

 ド派手な芝居を観る機会が多かったので、なんだか変な感じでした。でも小劇場の芝居を観るのは久々だったので、とても新鮮でありました。装置は小さな櫓がセンターに一つ、あとは鉄のパイプが聳え立ってるだけ・・・。シンプルではありましたが、想像力を描き立てられる、そんな感じでした。照明も面白かったです。アングラの名残がまだまだ残っていましたが・・・。(そんなことはないよ~とキタモトさんは言うかも?)強面とは裏腹な、腰の低いキタモトさんが受付に立っておりました。出演者の一人に知り合いがいるのですが、不思議と母親の気分になってしまうのですよね~。「○×△□頑張れ~」と心の中で名前を叫んでおりました・・・。終わればキツーイダメだしが待っているのですがね。良かったとしても、決して誉めることは致しません。粗探し・・・うわっ!嫌な客かも?

 明日は打って変わって「文学座」の芝居を観に行きます。また報告しますね。

以上、ろみひーでした。
「新裸の大将放浪記」
(有)小雁倶楽部「新裸の大将放浪記」
原作:山下 清
脚本:藤本義一
脚色・演出:米倉斉加年
出演:芦屋小雁・米倉斉加年・南風洋子・おりも政夫・島田順司 他

 『昭和24年のこの頃は、家業の友禅は戦争で休業したまま。すでに芸能界入りしていた兄の清と漫才コンビを組みました。ボクが16才、雁之助18才の美青年です。二人で歩いた54年間は、山あり谷ありの連続でした。思えば、楽しかったというか、イヤな事は忘れたというか。今年からは、一人で歩きます。ボクの心の中には、いつも雁ちゃんが生きています。「裸の大将」は、雁ちゃんが愛した芝居です。ポクと一緒に演じる雁之助を観て下さい。(ずんぐりしたスタイルは、似せているわけではありません。DNAの仕業!)そして、芦屋雁之助という役者がいた事を忘れないで下さい。いつまでも・・・。』(公演チラシより)

 芦屋雁之助さんが演じた「裸の大将」一度はご覧になったことがあるのではないでしょうか?カーテンコールで、小雁さんは「裸の大将は、雁之助が40年間愛した芝居です。その作品を私がやることには抵抗がありました。でも、清の心を通して、私が演じる裸の大将を観ていただくことで、雁之助を観ていただければと思います。かつらもリュックも傘も下駄もランニングシャツもズボンも雁之助が40年間使っていたものです。これからも、裸の大将を演じ続けたいと思います」と挨拶されていました。始めは、やはり雁之助さん演じる「清」のイメージが強く、変な感じでしたが、物語が進んでいく中で、そんな思いは無くなっていました。とてもすばらしい作品でした。

 京都公演での出来事。全盲(中途障害)の方が観に来られていたのですが、その方は芝居がとても好きな方のようで、全盲になる前から芝居を沢山観ていたような・・・。その方は「しっかりと作られている作品だったので、障害のある私にも十分伝わりました。台詞を聞いているだけで、動きや情景(装置)が目に浮かび、楽しませていただきました。ありがとうございました」との感想をいただきました。「しっかりと作られている作品」すごく重みのあるお言葉でした。しっかりと作品を作り上げれば、障害を超え「何か」が伝わるものなのだな~と・・・。そんな芝居作りを目指したいと思いました。

 16日にある奈良公演を最後に、今年の「裸の大将」は幕を閉じます。2tトラック4台分の舞台装置は、来年まで冬眠に入ります。また命を吹き込まれる日を待つことでしょう・・・。今日は、なんだかとても暖かな気分で帰路に着きました。素敵な芝居に関わることが出来たこと、幸せに思います。プロの方々の仕事っぷりを見ることも出来ましたし・・・。ではでは。

以上、ろみひーでした。
ココシリ
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ネットで見るとマイナーな映画なのにやたら評価が高い。しかも舞台はチベット! 京都ではまだ上映予定がないので大阪に行ったついでに、観て来ました!
骨太の映画を見たって感じです。チベットの奥地ココシリに生息するチベットカモシカの密猟者を追う人々。彼らはチベットの自然を守るために死と隣り合わせの危険を冒して、無報酬で警備に当たっている。なぜそこまでしてやるのか、そこには確かな生きる哲学がある。
氷点下の川に飛び込んで密猟者を捕える。トラックを捨て、吹雪の中を下山する。砂に飲み込まれる。全編を緊張感と真の優しさが貫いています。チベットに足を踏み入れたくなる映画です。梅田三番街シネマで上映中。
http://www.sonypictures.jp/movies/mountainpatrol/site/top.html

ひさびさのmechaでした!

「METAL MACBETH」
劇団新感線「METAL MACBETH」(メタルマクベス)
原作:W・シェイクスピア
脚色:宮藤官九郎
演出:いのうえひでのり
出演:内野聖陽・松たか子・森山未来・北村有起哉・上條恒彦・橋本じゅん・高田聖子・栗根まこと・他劇団新感線の面々
場所:大阪厚生年金会館大ホール

 以前に、蜷川幸雄演出の「マクベス」を観たことがあるのだが、新感線が「マクベス」をすると、こんな風になるのだ・・・と思いました。シェイクスピアの翻訳には数々の種類があるが、宮藤官九郎が「メタルマクベス」のベースにしたのは、松岡和子さん翻訳の「マクベス」ド迫力の舞台に圧巻されました。文学座の内野さんの「メタル」ぶり、松たか子さんが新感線色に染まり、意外な一面、新境地を見た気分です。新感線の面々は、いつもながら「大阪の乗り」十分で、観客を沸かせておりました。映像や字幕も使われており、「こんな風に字幕が出せるのか・・・」と。う~ん、凄かったです!いや~ほんとに良かった!!!

 ここ最近は、新感線の面々での公演が遠ざかっているのですが、久々に帰って来ます。是非一度、ご覧になって下さい。学生劇団に始まり、いまやチケットは即日完売の劇団になってしまいましたが、舞台の古田新太さんは必見です!

劇団新感線 待望のオリジナル新作!「朧の森に棲む鬼」
作 :中島かずき
演出:いのうえひでのり
出演:市川染五郎・阿部サダヲ・秋山菜津子・真木よう子・高田聖子・栗根まこと・小須田康人・   田山涼成・古田新太
場所:大阪松竹座
日時:2007年2月

以上、ろみひーでした。

「HUMANITY」
企画ユニット地球ゴージャスプロデュース公演vol.8
「HUMANITY」THA MUSIKAL~モモタロウと愉快な仲間たち~
作:岸谷五郎
演出:岸谷五郎・寺脇康文
出演:岸谷五郎・寺脇康文・唐沢寿明・戸田恵子・高橋由美子・植木豪(PaniCrew)・蘭香レア 他
場所:フェスティバルホール(大阪)


 桃太郎さん 桃太郎さん
 お腰につけたキビ団子 ひとつ私にくださいな・・・

 「桃太郎」の世界に突然ワープしてしまった男がいます。
 しかも、自分が主役の桃太郎になって。

 「エッ、鬼退治!?」
 この歳になって、桃太郎なんて・・・
 正直、やりたくないよお!
 
 その「桃太郎」に登場してくるのは、もうひとりの隣人たち。
 現実の世界とは違う顔を持った、同じ顔の人たち。
 ただ一人、変わらないのは、いつもそばにいる最愛の人。

 桃太郎の物語では鬼を退治して、宝物を持ち帰りますが、
 本編の主人公たちは、鬼が島から何を持ち帰るのでしょうか・・・。

 とても大事なことに気づかされた彼らは、
 現実の社会でその経験を活かすことになります。

 現世での終わりがあるからこそ、
 生きているうちは全力で燃えていたい
 結果はそれこそ、神のみぞ知ることなのだから。

 全力投球した人の顔はどれも、とても清々しい。
 そして最愛の人はずっと、言い続けてくれるはず。
 「しっかり頑張れ!」と。
(公演パンフレットより)

 歌あり、ダンス(群舞)あり、タップあり、殺陣あり、笑いあり、涙あり・・これ以上に何を望もう・・・と思う程、完璧な芝居でした。大好きなユニットで、これまでの公演は全て観ているのですが、今回は、ストーリも「桃太郎」にちなんだ分かり易い、それでいて考えさせられる内容でした。千秋楽ということもあり、トリプルコール!スタンディングオベレーション!鳴り止まぬ拍手喝采でした。昨日に引き続き「こんなにいい芝居を観てよいのだろうか・・・」と。元気を沢山いただきました。栄養ドリンクなんてなんのその。十分に栄養吸収出来た気分です。明日から、頑張れそうです。いや~、やっぱ芝居はいいですね~。

そこで、皆様に必見の芝居のお知らせです!
THA CONVOY SHOW 20周年記念第2弾
ついにオリジナルメンバーが始動!
伝説の舞台「ATOM」が帰ってくる。
10月 9日(祝・月)18:00
    10日(火)  14:00
梅田芸術劇場メインホール
料金:8500円
チケット発売 7月29日(土)AM10:00

即日完売が予想されますが、見応え十分な集団です。もしかすると「和太鼓の」演奏も見れるかも・・・(以前の公演で、演奏されていたことがあります)こちらも、歌あり、ダンスあり、笑いあり、涙あり・・・もうお腹一杯になること間違いなしです。是非是非、ご覧あれ!!!

以上、ろみひーでした。
「ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?」
シス・カンパニー公演「ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?」
作:エドワード・オルビー
翻訳:徐 賀世子
演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ(ナイロン100℃)
出演:大竹しのぶ・段田安則・稲垣吾郎・ともさかりえ
場所:Bunkamuraシアターコクーン(東京)


 結婚23年目を迎えた大学教授夫妻ジョージとマーサ。土曜日ごとに開かれる、マーサの父である大学総長主催のパーティから泥酔気味で深夜に帰宅した2人の会話は、その結婚生活を象徴するかのように気だるく、同時に攻撃的だった。疲れ果て休もうとするジョージに、マーサは新任の生物学助教授夫妻ニックとハネーを家に招いたと告げる。言い争いのさなかにチャイムが鳴り、深夜の訪問客が到着した。
 恐縮するニックとハネーにマーサは酒を勧め、本人を目の前にして夫ジョージがいかに甲斐性なしかを喋り散らす。女たちが席を外すと、底意地の悪いお喋りニックにからむ。
 互いの欠点をあげつらうマーサとジョージ。意図の見えない奇妙なののしりあい、露悪的な先輩夫妻の「おしゃべり」に、ニックとハネーは時に巻き込まれ、攻撃対象にもされ当惑は深まるばかりだった。だが、最初は笑いも交えたゲームのようだった。「おしゃべり」は、ハネーがマーサから「明日21歳の誕生日を迎える息子がいる」と聞いたとジョージに告げたことから、一段と残酷で容赦ないものになっていくニックとハネーを、さらに深く引き込むように。
 秘めた記憶、暴かれる過去、誰にも知られたくない秘密、誘惑、虚栄、不安、愛憎・・・。
 血が噴き出すような言葉のぶつけ合いが続くなか、次第に夜明けが近づいてくる。
 そして、ジョージとマーサの真の絆が、朝の訪れとともにしだいに浮かび上がる・・・。

<作品について>
 「ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?」は1962年に、NY部ビリー・ローズ劇場での初演時から664回のロングランを記録。それまでの「明るく華やかで健全」というブロードウェイのイメージを覆す、スラングに満ちた過激な内容に、当初は観客・批評家ともに驚愕と反発を示したが、やがてそこに描かれる人間本来の弱さや愛おしさに共感し、熱狂的な支持を表明しるまでになった。作品は66年、同タイトルでアメリカン・ニューシネマの旗手となる。新進監督マイク・ニコルズにより映画化。エリザベス・テイラー、リチャード・バートン、ジョージ・シーガル、サンディー・デニスのキャスティングで、映画界でも主演・助演女優賞などアカデミー賞5部門に輝く栄誉を勝ち得ている。
 また、04年には30年振りにブロードウェイでリバイバル上演を果たした。オルビーはこの折、自身で戯曲に改訂を加え、今回の上演はこの改訂版によるものである。マーサをキャスリン・ダーナ、ジョージをビル・アーウィンが演じ、アーウィンはこの舞台でトニー賞を受賞。
 ブロードウィイと同キャストのカンパニー06が年5月半まで、ロンドン・ウエストエンドのアポロ劇場でも公演していた。
(公演パンフレットより)

 全3幕、あっという間の3時間でした。「どうなるんだろう」「何が起こるのだろう」と、どんどん作品に引き込まれました。テンポの良さ、展開の良さ、舞台装置も抜群で、360度円形の舞台が、時にゆっくり、時に早く回り、役者の力量も加算され、申し分のない作品でした。東京まで足を運んだ甲斐がありました。大竹しのぶさんの大のファンなのですが、今回も圧巻されました。来年早々に、宮本亜門演出、市村正親とのミュージカルが上演されます。また、今年の11月に段田さんは蜷川演出の作品に・・・。いずれも東京公演ですが、足を運びたいと思います。関西には、なかなかいい芝居が来てくれないのが残念でなりません。でも、それでも観に行く価値ある作品だと思いますので・・・。お金を貯めます。皆様も是非、気合を入れて芝居に足を運んでみて下さい。

以上、ろみひーでした。

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