Stage&Cinemaコーナー

劇団あしたの会の劇団員が、最近見た舞台や映画の感想、おすすめの書籍などをアップしていきます!!

暦~こよみ~

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物乞う仏陀
さっきのニュースで、ベトナムのドク君が昨日結婚式を挙げたことを告げていた。
キレイな花嫁さんだった。

石井光太著「物乞う仏陀」 文藝春秋刊
アジアの最貧困層や障害者層を取材し、国別にまとめたノンフィクションである。

各国を歩いていると、必ずどこかで物乞いに出くわす。
もうすぐ東南アジア放浪に出国する私にとって
それは読むべき書物ではなかったかもしれない。
カンボジアのプノンペンでは、
盲目の父親が幼い子供を従えて、喜捨を施すまで我々の前で延々と下手な笛を吹いていた。
中国の昆明ではまだ20代の若い男が、炎天下の大通りの歩道の上を
ずるずると四肢を這い蹲らせながら、通行人を見上げては僅かの金を乞うていた。
そしてどの町でも、陽を遮るものもない歩道橋や道の上で、
老婆が微動だにせず、道往く人たちにじっと地面に頭を着け伏せていた。
そういった底辺の人たちの生活と、それを独自に支援する人たちの生き方をリポートする。

ベトナム・ホーチミン市の郊外、クチ地区で妊産婦を続けてきた女性の話。
時代とその生活場所は、その女性をこの国最大の不幸な激動の中に巻き込ませた。
枯葉剤である。そして妊産婦という職業。
因果応報という仏教義がまだ根強く支配するこの国で
「なんでこんな子供を取りあげた?!」と親から罵声を浴びせられることもあったという。
現在この女性は、近隣の自分が取りあげた障害児の所を廻って、動かない手足のマッサージを続けたり、
そういった子供の世話をするために働き手が一人少なくなった家庭に、米や野菜を配って歩いている。

最終章、インドの障害者の物乞い編では、衝撃のルポが綴られていた。
内容が重大過ぎてここでは紹介できません。
今回活動に参加しない東南アジア研究会会員のけんいち君、
正月休みにはかならずこの本を読め。

は=

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「踊るショービジネス2 ダンス王」
WAHAHA本舗PRESENTS
WAHAHA本舗版ザッツ・エンターテイメント
「踊るショービジネス2 ダンス王」
構成・演出:喰 始
出演:佐藤正宏・久本雅美・柴田理恵・梅垣義明他
場所:ウェルシティー大阪厚生年金会館大ホール
2006年11月4日 19:00
     11月5日 14:00

 ビデオでは見たことがあったのですが、生で公演を観るのは始めてでして・・・。以前より、一度生で拝見したいと思っていた公演です。が、チケット入手が困難で、なかなか実現出来ずにいました。いや~ッ凄かったっす。ファンがかなりいるのもあってかすごい盛り上がりで!客席を巻き込んでの出し物(?)に、あっとい間の3時間でした。舞台装置は、宝塚を思わせる大階段があるのみ。花吹雪や着ぐるみ、梅ちゃんの小林幸子顔負けのド派手な衣装に、フンドシ一枚の裸姿、極めつけは全裸による裸殺陣。たぶん、前列に座っていた方は、大事な部分がチラホラと見えていたことと思います。会館スタッフはさぞ驚いたことでしょう・・・。袖からは丸見えだったと思いますし。今は清純派(?)の役者、吹越満も以前は劇団員でした。また、見たいですね。皆様も、一度はご覧になって下さい。芝居(とは言えないかもですが・・・)への感覚が開花されること間違いなしです。
「いつまでもファイト!」
以前に紹介致しました、武田麻弓さんの著書の第三弾と第四弾の紹介です。

第三弾=「いつまでもファイト!」
帝王切開で二人目を出産、ギャングでHIVポジティブの前夫との離婚裁判、育児ノイローゼ、憂鬱な中絶、NYの同時多発テロ、痰疽菌の恐怖、そして悲しい別れの予感が・・・。でも負けない、負けてたまるもんか!!<聾唖のヘルス嬢・豹ちゃん>のジェットコースターライフ3部作、ついに完結。

第四弾=「ファイト日記」
ナント三人目を妊娠。ギャングの前夫との離婚訴訟も無事解決。いつも慌しい豹ちゃんだけど、今度はドラとの結婚式を決行!お腹が大きな花嫁さん、バージンロードを歩いていると、急にお母さんを思い出して涙がぽろぽろ・・・。三十三歳、二女一男の母親となっても、豹ちゃんの元気印は変わらない。痛快、NYジェットコースター育児ライフ。

文面が堅苦しくなく、ありのままの言葉で綴られているので、とても読み易く、また共感が持てます。是非読んで見て下さい。

以上、ろみひーでした。
「ファイト!」
ご存知の方もあるかと思いますが、武田麻弓さんが書いた自叙伝です。
1970年5月27日東京都生まれ。3歳の時にかかった、しょうこう熱により両耳の聴覚をほぼ失い、それに伴う発音障害も持つことになる。以来、読唇術・発音・読み書きを猛特訓して公立の小学校、都内にある私立の中学校・高校で学ぶ。89年、ファッション専門学校に修学して優秀な成績で卒業する。94年、一流広告企業に就職するが、アメリカ行きの資金を稼ぐため、風俗嬢への転身を決意。超人気のアイドル風俗嬢となる。またそのボジティブな生き方が注目を集め、「聾唖のヘルス嬢・豹ちゃん」としてマスコミに登場、話題を呼ぶ。97年、ニューヨークで知り合った黒人男性とひらめき婚するも破局。99年3月、新たな恋人との間に2500グラムの女児をもうける。現在、ニューヨーク在住(99年現在)

第一弾「ファイト!」は、少女から母になるまでの29年間の感動の自叙伝「生きるのを諦めなかった自分に本当に感謝している」いじめに負けるもんかとツッパッた少女期から、人気ナンバーワンの風俗嬢時代、NYへ渡り、HIVポジティブの黒人ギャングとの結婚・破局を乗り越えて長女を出産するまで・・・。ひとりの聾唖女性のタフで純粋な生き方。

第二弾「いっしょにファイト!」は、「ファイト!」から1年、聾唖者のヘルス嬢・豹ちゃんが帰って来た。ドタバタしながらも子育ては順調、愛娘はすくすくと育っていく。その一方で、トップレスダンサーを再開するためにオーディションを受けまくり、見事内定を獲得、前夫との離婚裁判も大詰めで、あと少しで決着。シングルマザーを考えることもあるけれど、ヘコたれている暇もない。そんなとき二人目を妊娠。30歳になった豹ちゃんが、産むか中絶するか、悩んだ末にくだした結論とは・・・。

私は、この二冊を読んだのですが、衝撃を受けました。勇気を与えられ、元気が出ました。この後。第三弾・第四弾と出版されています。その紹介はまた後日に・・・。興味を持たれた方は、手に取ってみて下さい。

以上、ろみひーでした。
約束の冬 宮本輝

「空飛ぶ蜘蛛をみたことがありますか?10年後の12月僕は26歳になります。
地図に示したところでおまちしています。僕はそのときあなたに結婚を申し込むつもりです。」


 こんなラブレターを初対面の少年に渡されたらどう思うだろう。
宮本輝氏の著書を読んだのはこれが初めてですが、物語に引き込まれるように、
一気に読んでしまいました。
恋愛ものがたりのようで、ファンタジーのようで、サスペンスのようで。
さまざまな要素が組み込まれているこの作品は衝動買いしたものであったが、
出会えてよかったと思う。
 個人的に本の読み方が流し読みなので、細部にわたり
記憶にあるわけではないのですが、本の中に登場してくる料理や葉巻などの描写が
とてもリアルでした。(こんな所をお勧めすべきではないかも(^^; )
 さて、冒頭に書きましたラブレターをもらった主人公の女性、そして渡した少年。
二人の恋愛は?空飛ぶ蜘蛛とは?
是非読んで、話の展開を楽しんでいただきたい。
今回キタガワが購入した本は
「約束の冬」著 宮本輝 
文春文庫 上650円 下600円
です。文庫サイズなので、持ち運びも便利ですよ。
読まれた方、意見を聞かせていただけるとうれしいなぁ。

本を選ぶときは本屋をウロウロして3回手にとり、惹かれたものを買う、
キタガワがご紹介しました。

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